年度末で、札幌を離れる人もいるので第3話4幕と5幕を無理やり終わらせることに。
といっても、要素自体は少ないので、今までの調子だとすぐ終わるだろうと思っていたが。
みんな頑張って物語を作ろうとしていたのでめちゃめちゃ伸びました。
ちょっとやりすぎたかな?
第3話のなかで一番期待薄だったバンイップの話が、PLの努力で一番うまく機能していました。
歴史を変えようとしてみんな頑張ってたけど、肝心のSTが「歴史なんて変わるはずもなく」
というスタンスでやっていたので、フェアではなかったかもしれません。
ワームを誘う罠との邂逅もきっちりガチでやって、その結果を反映させるべきだったかなとも思うけど、
ワーウルフそんなに甘くもないよねとも思うわけで。
最後の最後で、ようやくPastlivesをプレイしているという実感がわきましたよ。
最後、フクロオオカミを乗せてロケットを打ち上げるシーンは、良かったなあと思ってます。
ロケットを打ち上げることに全てをかける、アイアンライダーの名を引きずる最後の1人とかいう
コンセプトを聞いた時、第3話のエンディングはこれしかないなと。
祖霊とロケットが空中で交錯して、それぞれ別々の道へと旅立っていく。
久々にRPGで、物語を「発見した」ことを実感できた瞬間でした。
ブラッドベリもやらなかったんじゃないかな、これはw
蛇足だけど、
こうして打ちあがったロケットは、最終話の舞台である
現代の地球に降下してくるわけですが……
「好夏3 星空のユグドラシル」を見ていた僕たちは、
そのときまたひとつの(余計な)物語を発見することになるのでした。
雑感
Pastlivesを通してプレイして見て一番良かったのは、
目に見えてプレイヤーが成長したことでした。
一年前までは、いつこいつのキャラ殺そうかと本気で悩まされたプレイヤーが、
他所に出しても恥ずかしくない高度なWoDプレイヤーに変身したのには
本当に驚いています。
W:tAの枠組みの中で、のびのびとプレイしているんですよね。
全部終わったあとに「アポカリプスやるかー」ってみんな言い出したのは
嬉しかったなあ。
まあこれで安心してForsakenに移行できます。