動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

ワーウルフ:ジ・アポカリプス日記 「ヒマラヤの聖なる寺院」

以前も思ったけど、ゲームしたい! ってときに何気なくW:tAが用意されているという
この環境はなんとも幸せな環境だなと。


今回はヒマラヤの聖なる寺院にいって成り行きで試練を受けることになりました。
過去のつらい思い出を追体験するPCたち。
普通のゲームでもそういう内面に向かうシナリオや状況は多々あると思いますが、
過去の思い出の中で、「狂乱するかどうか」という選択を迫られていく辺りがワーウルフですね。
スターゲイザーと禅問答がしたかった」というのがコンセプトだそうで、
ワーウルフを読んでるとこういう欲求は誰しも持つと思いますが、
それを実際にシナリオにしてしまうのがとても勇敢だと思います。
終わってから、そういえば今日は戦闘をしてないなと気づく辺りも良かったですね。
戦闘のないワーウルフなど、という主義なのですが、戦い以外の「厳しさ」を表現するシナリオもまたいいものだと思いました。
山登り大変。


今回のMVPはサイレントストライダーをプレイしていた後輩です。
昨年度は一緒にPastLivesをやっていたのですが、その時にはあまりキャラクターの主張が見られなくて、
ちょっとワーウルフをやらせるには早かったかな? などと勝手に思っていたのですが。
しかし今回はスターゲイザー族のエルダー相手に堂々と哲学戦闘を繰り広げていました。
「私もお前も道を歩んでいる。お前の行く道の先には何があるか?」などという
しょうもない質問(褒め言葉)を次々と投げかけられるわけで、
こういう質問を投げかけられると、ゼロと1の狭間で多少なりとも悩んでしまうのが普通だと思いますが、
それに少しの躊躇もなく答えていく。
しかもその答えも高度にサイレントストライダーっぽくて、彼のキャラがこんな主張をもっていたことにただただ驚くばかりでした。
後で聞くと、「初めてワーウルフをプレイした時から考えていたことです」とかしれっと言われるわけで。
たいしたゲーマーですね。
そして、ゲーム世界を垣間見せるだけで、ここまでのキャラクター(プレイヤー?)を自動生成してしまうワーウルフというゲームは
本当に恐ろしいなと感じました。


しかしそうとわかると、これまで私のSTの時にはいつも眠そうにしていたことが
理不尽に思えてきて、なんだか複雑な心境になってしまいましたw
今回は自キャラは活かすことができなかったのう。
意志力が回復する授けは使い勝手がいいなあ。