動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

扶桑武侠傳日記

また読み直しています。
ちゃんと一文字ずつ読んで見ると、いろんなことが書かれているなあと。
『扶桑の大地』と題されたページは、たった一ページですが、多くの重要なことが書いてあります。
いつものRPGの感覚だと、世界に関する記述は多ければ多いほうが嬉しいものです。
わからないことがたくさんあると、やはり世界を味わえているかどうか不安になりますから。
自分だけではなくて、卓を囲む人たちとも同じ風景を見るには、どうしても共通の言葉が必要になって、
その時に、一番最初に確信を持って使える言葉は、世界の記述だと思うのです。
だから、多ければ多いほど、分かち合える言葉は多い。


でも、このゲームだと、この一ページでなんとなくすべてを掴んだように錯覚してしまって、
たくさんの事を書かなくても、一ページで十分だった、と思えてしまう。
そういうところも含めて、全体的に、何かわかった気にさせられる、奇妙なRPGだと思います。
そこが、ちょっと肌に合わないヒトもいるのだろうなあ。