動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女

ナルニア国物語を見てきた。
実は最初は、ディズニーだからという理由で見にいったのだけど、
どうやら出資と配給だけだったようで、なんだか騙されたみたいだった。


ナルニアは読んだことなくて、全くどんな話か知らなかったので、
純粋に映画を楽しんだと思う。
とにかく驚いたのは、動物がバリバリしゃべること。
本物そっくりの動物が、顔の表情を変えながら、口を動かして、英語をしゃべっている。
ただ口だけでしゃべってるわけじゃないんです。
アスランの事を知っている人は、彼がそのように実際にしゃべっている姿を想像してみると、
この感動がわかるんじゃないでしょうか。
とにかくビーバーからキツネからオオカミからなんでもこれでもかというくらいしゃべるので、
もうそれだけで満足してしまいました。
こんな映像が作れるなら、これからの映画も期待できるというものです。


ライオンと魔女ということでライオン軍と魔女軍が戦うんだけどそのシーンもすごくよかった。
もうどっちの軍勢もバケモノとただの動物ばっかりで、人間は主人公たちだけしかいない。
まるでクリスタニアでの戦争を見ているようで、つい目頭が熱くなってしまった。


終わってすぐ原作も買って読んだけど、気持ち悪いくらい原作リスペクトで、
若干の政治的配慮を除けば、原作ファンも安心して(むしろ興奮して?)見られるのじゃないでしょうか。
なんかめちゃくちゃはまってるっていうわけでもないんだけど、
妙に気にいってしまった映画なのでした。