動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

パ・リーグ開幕

>パ開幕「世界一効果」で3球場に10万人 
http://www.nikkansports.com/baseball/f-bb-tp0-20060325-11403.html
>WBC優勝の余熱が残るプロ野球は25日、パ・リーグ3試合で06年のシーズンの幕を開けた。
>3球場に昨年の開幕よりも約2万5000人多い10万6692人のファンが詰め掛けた。

ってことで開幕しました。
なんか僕の好きなアジア一のチームでWBCに8人も選手を派遣したチームは
ボコボコにされてましたが。


友人たちと街をあるいていたら、札幌ドーム開幕戦の旗があちこちにたっていて、
日本ハムファイターズのことがしっかり根付いているんだなあと、なんか温かい気持ちになったのだけれども、
「そういえば、明日はいよいよパリーグ開幕だね」と僕がいうと、
友人は何か親の仇の名を聞いた時のような憎憎しげな表情を浮かべて
「全く興味ないね!」と強く言い放ったのだけど、
こういうことは野球ではなぜか良くあるように感じる。
なぜ、世の中にある多くのものの中で、野球だけが、誇りをもって否定されるんだろう?


WBCに勝って、日本の「野球」が「yakyu」として世界に紹介されたことは、
すごく誇らしいことだと思うんだけれども、どうもweb上のあちこちで反応をみると、
やはり、興味ないことを誇らしげに語るひとを見てしまうのである。
考えてみると不思議な話で、例えばトム・クルーズに興味がなくたって、
トム・クルーズってさあ」っていった瞬間に、
勝ち誇ったように「全く興味ないね!」とはいう人はほとんどいないんじゃないのかなあ。


自分なりに少しその理由を考えてみたのだけど、
子供時代に、野球のせいで見たかった番組が見られなかった人は多いと思うし、
僕もそのせいで野球は幼いころはそんなに好きではなかったので、
そのような人も多いのかな、とは思う。
後は、RPGにもファンが怖くて遊べないゲームがあるように(あるの?)
彼も、野球ファンが嫌いだったのかな。


そんなダーク・ヒーローのような野球ですけど、
ただのスポーツなんで、興味ない人も、そっとしておいて欲しいな、と思ったのでした。
人間のやることに、つまらないことなんて何もないのに。