動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

Werewolf:the Forsakenを考える 第4回 「Father gave YOU」

Werewolf The Forsaken Rulebook: A Storytelling Game of Savage Fury

Werewolf The Forsaken Rulebook: A Storytelling Game of Savage Fury

ワーウルフというゲームを少しづつ考えていこうと思っている。
考えるほどに、このワーウルフというゲームは面白い。
純粋にゲームの発想に僕が追いついていないからだ。
世界は完成しているのに、自分はまだその美しい世界の全容が見えていない。
草花の匂いから、おぼろげにパンゲアの楽園の記憶を思い出すウラサのように、
僕は少しづつ理解をしていこうと思う。
ユーザーに『理解』を要求するRPGは、いつの時代も楽しい。
キャラクターシートを見た瞬間に、悲喜こもごもが見えてしまうゲームは、どこか悲しい。


これまでは、ウラサと人間の関係について考えてきた。
それは、このゲームをプレイする上での一つの重要な「約束」を
自分なりに確認できたという点で意味があったと思っている。
すなわち、「PCはウラサであると同時に人間である」ということだ。


一応のスタート地点を確保した上で、いよいよゲームの設定部分に入っていこうと思う。
第4回のテーマは、ウラサの語り継ぐ神話とキャラクターとの関係について。