動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

フルーク

フルーク [DVD]

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不慮の事故で命を落としたトムは犬に生まれ変わって愛しい家族の下に。
蘇る記憶の断片から、死の真相に友人のジェフが関っていると気づくのだった。


コメディ系の動物映画ってなんか今一つ信用ならないので、これまではあまり見てなかった。
サブタイトルの『生まれかわったパパ』っていうタイトルが微ウケだったので
パッケージをよく眺めてみると・・・・・・
『夕張映画祭でグランプリ』などと煽り文句が。


夕張映画祭といえば!
半端な作品はほぼ一切無し!
感動or激怒の完全二択!
そんな夕張保証つきとあれば見ないわけにはいかない。
ということで意気込んで見たわけだが。


とにかく犬が名演すぎる。
話自体も、犬に生まれ変わるっていう設定の胡散臭さとつかずはなれずの緊張感をベースに、
ストレートな犬の物語が展開していくってことで、
最初から中盤まではずっと大笑いしてたんだけど、だんだん笑えなくなってきて、
しっかり変化球もまじえつつ最後は満足、みたいな。


動物文学とは別に、動物ものっていうジャンルがあるとすれば、
いろいろな意味で、これほど動物ものらしい映画も珍しいと思ったね。
ザッツ夕張クオリティ!