動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

パートナーズ

盲導犬の映画。
封切りから一ヶ月たってしまったが、まだやってたのでよかった。


盲導犬の出産からパピーウォーカーへの引渡し、
パピーウォーカーの元を離れ、訓練所での訓練を経て
視覚障害者との共同生活を始めるまでの、
包括的盲導犬映画。


盲導犬に関わるいろんな人たちを平等に描いたという点では
今までにあまりみないパターンの盲導犬映画な気がする。
やはり平等っていうところがミソで、
犬と関係なさそうな人にも話があるのがなかなか愉快だった。
全体的にはどうでもいいシーンもあったけど光るシーンもあって、そのデコボコ感もまあなんか面白い感じ。
最初の方はなんか不慣れだけどいい感じの雰囲気という印象でよかったけど、
訓練所を卒業するあたりから急に説明セリフが多くなって、
笑ってはいけない盲導犬24時になってた。
でも、ラストシーンは、今まで見た動物映画の中でもかなり好きな部類に入ると思う。


1800円で見る価値があるかどうかについては
犬の名前がチェ・ゲバラっていうのがショックだったので1300円。
劇団東俳が家の近くにあって、休日に練習の声で目がさめることがあ
るので+500円
ラストシーンが好きなので+500円
でも、どう考えてもタイトルは
『パートナーズ〜君のために〜』にしておくべきだった事を鑑みて
−500円の
1800円としておこう。


ついでにいうと盲導犬の卒業試験のシーンを見て、
こういうRPGのシナリオやりたいなーとわりと本気で思ったりもした。
もちろん戦闘ありで。