佳作たち
……お金を払って見たことを誇りに思える作品たち。
DOG&POLICE ドッグポリス 純白の絆
犬と警察もの日本版。爆発したりとかとにかくお金かかってる印象なので、
全国の貧乏性な動物映画ファンをドキドキさせたことだろう。
その文脈で見る、ラストシーンはなかなかの見応え。
すくなくとも『ボルト』よりは緊張感がある。
サーフィンドッグ
マーマデュークという、米国では知名度のあるローカルスター犬の映画化。
ということで、日本では知名度がなく、DVDリリースの憂き目に。
サーフィンする話がメインとおもいきや、
主人公が二人のヒロインを取っ替え引っ替えするところと、
仕事に振り回される飼い主が家族を省みる的なところが大半を占めていた。
ちなみにドッグサーフィンなる娯楽はほんとうにあるらしい。
イースターラビットのキャンディ工場
何が特別面白かったとは言えないんだけど、
イースターラビットのキャンディ工場っていうタイトルで既に佳作。
ここ日本だけどさ、みたいな作品が最近増えてないかい。
イースターラビットとイースターバニーはどう違うのか、みたいな話もありつつ。
ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島
ファンタジー大作の第3作目は、朝びらき丸で海を旅する海洋アドベンチャー!
といいつつ実態は最初から最後までネズミの騎士が大活躍するネズミ映画だった。
リーピチープの勇姿を見るためだけに見てもいい。
最初から↑のポスターを貼っておけよ! うっかり見に来た人かわいそうだろ!
ただ、贔屓目に見ても尺が長すぎると思う。
4作目ははたして作られるのか。
わさお
震災がなければもうちょっと話題になっていたかもしれないのに。
動物映画としてエポックメイキングなのは次の2つの点に尽きる。
1:本人主演の完全オリジナルストーリー
2:クライマックスの戦闘シーン
歴代ネームド動物で最強は誰か? と聞かれたら、今なら「わさお」と即答できる。
鼻セレブのWebマンガ『恋鼻』に密かに出演してるのもポイント高い。
やぎの冒険
単館上映系の『いい映画』かと思ったらただのヤギ映画だった。
中学生が監督してたって聞いたけど全然お上手だったと思う。
ちなみに同行者のはなしによると、半分くらい寝ていたために
一番動物映画的なシーンを見逃してしまっているらしい。
よって佳作。
その他の作品&特別賞に続くけど
続くのは昔ほど長文書きつづける体力が残ってないだけです。