久しく記録をつけてないけど、また少しづつココに書く習慣を取り戻したいなあと。
単純に、僕の動物映画の話を聞いてくれる人が増えたから、
一人で壁に向かって話すことが少なくなったんだろうなあと思う。
それはいいことなんだろうなあと思うけどね。
ドリームワークスの「スピリット」を見ました。
たぶん、大学に入って初めて見た映画だと思う。
なんで自分こんな映画見に来たんだろ?
みたいな感慨があったのを覚えているけど、
その時は自分が動物の物語が好きだということに全く気づいていなかった。
西部開拓時代のウマの物語をウマの口から語るという話なんだけれども、
ウマは基本、言葉をしゃべらない。
ここが動物映画中級者向け。
もちろん主人公のモノローグでの心境の説明もあるんだけれど、
ウマがいっぱい出てくる割にしゃべってないシーンのほうがすごく多い。
だもんで、ウマと人も別に言葉でコミュニケーションとらないから、
人とウマの交流シーンも喋ってないことが多い。
でも、十分なほどに感情を書いているんだから、
動物の物語の原始的な良さを思い出すことができた。
動物映画って、動物がしゃべるのが良くないとかよく言われるけど、
こういう映画がマイナー良作の域を出られないのを見ると、
ほんとにそうなのかなあと思うコヨーテなのでした。
ま、いよいよ皆さんお待ちかねのネコ歩きの映画が公開されますので、
その「しゃべらない動物映画論争」の一つの象徴的なケースになるかなあと
思っております。
もちろん、動物映画ファンとしてもとても楽しみでぜひ劇場に行きたいですね。