とりあえず月に2冊くらい読めるといいなと思いながら、
動物文学を消化していきます。
ひつじのショーンも見逃したことだし。
荒野にネコは生きぬいて
結構自分は動物小説を収集したり図書館で読んだりしていた時期が
長かったと自負しているにもかかわらず、
今でも時折、古本屋などに行くと、全く知らない動物文学に出会う事が多い。
ネコの物語ということでちょっと軽快していたけど、サクサク読めました。
どんな話
その人間たちは、子ネコを車の窓から道端に投げ捨て、どこか遠いところへと消えていった。
子ネコは、時期に自分が野生動物として生きていかねばならないことを悟り、
祖先の知恵と力を身に着けていく。
冬の間は頼れる人間を探し、春には子をなし、秋が終わるまで当てもなくムアの旅を続ける。
彼女にとってのヒースは、呪われた大地だったのだろうか?
好きなところ
・ネコの心情らしいものが語られることなく、淡々と物語は続いていく。
・だがそれでもネコはかわいい。
・ただネコの一挙手一投足を描くだけでかわいい。
・主人公がすぐ子供を生む。
感想
すぐ子供が生まれるのが面白かった。
まだ序盤だけど大丈夫か? みたいな気持ちになるね。
しかしまあイギリスの作家の情景描写の細かさはすごいですのう。
あと、なんかシリーズになってるみたいなので、色々読んでみようと思います。