動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

ライオンキング

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 ライオンキング見て癒されようかと思ったけど、全然癒されませんでしたね。
 何回か見たはずなのに普通にのめりこんでつかれちゃいました。
 
 ヒヒの呪い師のラフィキがかっこよすぎる。
 あいつは愚かだな、と思わせておいて、じゃあ自分はどうなんだ、
 お前こそ愚かではないのか、と問いかけ、導く。
 道化の本領ですね。
 これこそが、知恵であり勇気ですよ。

 ブラザーベアにはライオンキングと酷似したシーンたくさんありましたね。
 呪い師の立ち居振る舞いとか、ヌーの暴走とか。
 二番煎じといわれてもいたしかたないかな、と思いました。
 ただ、やってることは一緒でも原理は違う。
 あえて言えばメイジとワーウルフぐらいは違うかな、と。
 

 ディズニーお得意の完全ミュージカル仕立てで、
 スポットライト当たったりとか演出は派手気味です。
 そこら辺を押さえ気味にやると、ブラザーベアになってアンバランスな印象を受けるのだなと。

 昔はこれ見て、
 「生命の調和とかいいながら、なんでライオンがいいやつでハイエナが悪いやつなんだろう?」
 とか思ってたわけで。
 そこら辺の感性は、自分でもずいぶん変わったなあと思いますね。