市販の超シナリオも残すところあと数ページ。ここまで長かったですが、次で最終回、というところまで来ました。
とにかく、このクロニクルを終わらせないことには、W:tFへと気分を一新できません。
アポカリプスの処遇についても頭を悩ませますがね。
前回に引き続き、ワーウルフ史上最悪の事件のひとつを題材にした物語になります。
とにかく短く、不親切（または、限りなく自然）なのでぼーっとしてると重大な予兆や
伏線を見落としてしまい、本当にあっという間に終わってしまう、という
ある意味「ワーウルフセンス」を問われるシナリオです。
この物語中で、自由にキャラクターを演出できる人は、優れたワーウルフプレイヤーと
いっても良いと思います。
結果的にいえば、ミッションは成功し、シナリオは大失敗しました。
歴史に埋もれた真実は明かされず、一時代の目撃者となることもなかった。
でも、目的は達成されたのです。
メタルマックス２というRPGをプレイしたことがある方は、
「幸せだがどこか満たされない日々を送った」というエンディングを見たことがあるかもしれませんが、
まさにそのような不思議な感覚。
シナリオ上、この結末はあまりに自然で、誰も責められないと思いました。
想定外のクライマックスシーンにSTとしては大満足です。
これこそ、真実の物語といえるかもしれません。
