扶桑武侠傳をプレイする機会に恵まれました。
ルール間違って覚えてたところ結構あったな……
GMは、僕の周辺でもっともGMをすることを愛する人物でした。
シナリオを常に大量生産し、それに見合ったシステムを探しつづけるという、
なんかそんなGMスキー。
でもプレイヤーをやっているところは昨今あまり見ません。
彼が選ぶゲームの幅は僕なんかよりも圧倒的に広いのです。
時流などに惑わされず、「ああ、そんなゲームもあったなあ」
と思ってしまうようなゲームをもってきて、ぽんとGMをしてしまうのは本当にすごいと思います。
そんな彼が、今回選んだのが扶桑武侠傳。
縁がありました。
終わってみれば、扶桑武侠傳に相応しい物語でした。
宿敵の生き様を読み違えていたことがわかって、ああうまく出し抜かれたなと。
でも、いろんな細かいことが積み重なって、完全によい物語にはならなかった感がありました。
ゲームが失敗するときは、GMだけでなく大抵プレイヤーにも問題がある、という話は
まさにその通りで、僕たちはGMを信じきれていなかったところがありました。
「それは、伏線なのか、行き当たりばったりなのか？」と常に疑ってしまっていましたね。
悪いことをしました。
GMに関していえば、ルールとデータの把握がすばらしく、ほとんど誤解なく頭に入っていました。
おかげさまで、僕は自分のルールミスにいくつも気づくことができました。
これで、もう少しルールの意味というか使い方を理解していれば、完璧だったのにね。
実はこのゲーム、システムの及ばない場所は案外少ないと思うのです。
とにもかくにも、扶桑武侠傳、もっとも重要なことは
GMはPCと同じ方法で、ラスボスのデータを作成している、ということですね。
逆もしかり、ということもまた、重要なことだと思います。
本当に、惜しかった。
