「かわったね」
「かわらないわ」
かつてネバーランドを訪れたウェンディの娘ジェーンが主人公。
時代は第二次世界大戦中。空爆の続くロンドンで育った彼女は
母親の思いとは裏原に、物語を信じない、大人びた子供になってしまった。
父親が戦場に行き、田舎に疎開することの決まった夜、ジェーンはウェンディと間違えられて海賊にさらわれ、
ネバーランドに連れていかれてしまう、というお話。
存在を否定されて力を失ってしまうティンカーベルとか、
ウェンディとピーターの再会シーンとか、
非常にいい場面はあるものの、全体的には毎度のことながら浅い。
ディズニー作品の2のスタート地点はいつも良いんだから、最初に定めた方向性をそのまま掘り下げていくだけでいいのになあ。
そういう作り方ではいけない理由でもあるのだろうか。
ところでネヴァーランドの秘密ってなんだったんだろう?