動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

Changeling: the Dreaming

ここ数週間、RPGをプレイする機会が何度かあったのだけれども、
どうも臆病になってしまって、感想を書けていない。
とにかく面白くて、ただ出来合いの物語をなぞるだけではない、
不可思議な感動を味わえていると思う。
伝説の剣カリバーンの威光にみんな唇を噛締めながらも何もできない、
そんな歯がゆい物語は、決してTime of Judgementのシナリオ通りではなくて。
半分は若いプレイヤー諸君の純粋にして力強いストーリー作りの結果なのだけれども、
まるで最初から、このような道筋であったかのように、きわめてスムーズに物語は、
『冬』へと向かっている。


そんな彼らに負けないように、僕は、僕の臆病なプーカを立ち上がらせた。
僕のプーカはいい加減で臆病で、『嘘しかつけない』という制約をすぐ忘れてしまうのだけど、
実はそんな失態はあんまり気にしていなくて、
本当は、僕のキャラクター自体が、嘘みたいなものなんじゃないのかなと気楽にプレイしていたりするのです。


面白いものを面白いということが憚られるとき、それは『冬』なのかもしれない。