動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

ワールド・オブ・ダークネス 『塵は塵に』

Role&Roll18号に載っていたシナリオ。
ようやく終わった。
結果は大満足!
シナリオにたくさんのことが書いてあるタイプのシナリオだけど、9割方消化しきったんじゃないでしょうか。
久しぶりに、良いシナリオをプレイした気がします。
いつもなら、このシナリオのような、良いのだけど面倒なシナリオは人にGMしてもらうのだけど……
今回は、自分でSTできてよかった。
プレイヤーも、ちゃんとゲームについてきてくれてとても楽しかったです。


最近はよく、RPGのシナリオには、対象年齢があるんじゃないかと思うようになっていて、
特にこの『塵は塵に』は、それなりにRPGをプレイした経験のある人じゃないと、
シナリオを読んで、面白そうだということは伝わると思うのですが、
実際にどういう展開になるか、想像がつかないんじゃないかと思います。
このシナリオのポイントは二つあって、
一つはNPC同士の奇妙な関係、
もう一つは、これはワールド・オブ・ダークネスの一つのポイントなのですが、
解決方法と『道徳』が時にせめぎ合うということでしょう。
この二つを実際にどう盛り込んでいくかを想像しながらシナリオを読むと、
幾分全容を理解しやすいのではないでしょうか。


今回は、今までコアルールで経験したセッションの中では珍しく、
キャラクターたちが癖のあるものばかりで、どうなるかな? と思ったのだけど、
問題なくこのシナリオの『事件』にまきこまれ、本気で右往左往しているのを見て、
ホラーっぽいかもしれないな、と何度か思えました。
シナリオ『歌姫』のキャラで参戦した人もいて、その人が日本人っぽいロールプレイを貫いていたのが結構笑えました。
一人だけ道徳を失いませんでしたし、さすが日本人。


コアルールもっている人は、必見のシナリオといっても過言ではありません。
もったいない!