動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち コレクターズエディション

ついに出ました。
20余年の時を経て、劇場版がDVD化。
多分海外では普通に手に入るんだろうけど、国内ではこれがはじめてのDVD化ですね。
なんと日本語吹き替え版つき。


僕とウォーターシップダウンとの出会いは、劇場版のフィルムコミックだったりします。
今でこそ、ヘイズルと聞けばガンダムまで追う執念で生きているものの、
はじめて読んだときの印象は、なんかかわいげのないウサギだなあと思っただけで、
ハリーポッターがはやり始めたころにようやく小説に手をつけるまでは、
正直、特別愛着などは持っていませんでした。
それでもフリス様とヘイゼルの取引きのやりとりには胸が熱くなったことだけは覚えていて、
そしてそれは年を経た今もまるで変わらなくて。


長編アニメとしては、本国では超ベストセラーになった物語ということもあるのか、
圧倒的なスピード感で次々と未読の視聴者を振り落としていくのだけど、
そんな置いてきぼり感が心地よさすら漂わせる、奇妙な味わいを持った作品なんじゃないかな。


そんなこんなで見終わったあと、
20年後に作り直されたテレビシリーズでは
ヘイズルとキャンピオンがプリムローズを取り合っていたなあなどと思い返してみると、
それはそれで、当然の帰結なのかもしれないと思えてしまうのが、
またなんともいえぬ味わいですな。


というわけで、動物RPGの名作 ラビッツ&ラッツでも紹介しておきます
いまさら感も漂うが関連作品ってことで。
もともと、このゲームのためにフィルムコミックを読んだわけだしね。
『思いつく』判定ってこういうことか! とショックを受けたことは今でも良く覚えています。
http://www.glorantha.to/~yelm/randr/