ワールド・オブ・ダークネスコンベンションが終了しました。
今回は、少し正直な感想を書こうと思います。
このコンベンションに関しては、期待よりも不安のほうが圧倒的に多い日々だったのですが、
ふたを開けてみると、拍子抜けするくらい、普通のコンベンションだった気がします。
こんな話をスタッフがするのはおかしな話だとは思いますが、
本当に、こんな感じです。
ワーウルフ：ザ･フォーセイクンでは、僕はストーリーテラーとして、
最初考えていた『緊張したムード』を保つことが出来ていなかったように思います。、
思い通りにシナリオにこなしているはずなのに、何か思い通りではない、そんな不安の中でゲームをしていました。
それでも、プレイヤーのみなさんが、楽しもうとしてくれたのがすごく伝わってきて、何だか申し訳なかった。
自分の至らなさに申し訳なくなる感覚なんて、ほとんど忘れてしまってましたね。
プレイヤーの皆さんは、面白かったといってくれてほっとしたし、
事実僕は、皆さんが作ろうとするシーンから、無意識にとってしまう変な行動まで、全部好きで、
『これは、まぎれもないウラサの物語だ』と握手をしたくなるくらい楽しんでいました。*1
でも、僕はそれ以上に『僕がしっかりしていれば、もっと面白くなったはずなんです』といいたくて仕方がなかった。
ワーウルフが根底にたたえている『音色』をスポイルして、
カッコつきの『面白そうなゲーム』をしようとしてしまった自分は、なんだかあさましい気がします。
今回のセッションは、そこが露骨に見えてしまったセッションでした。
でも、それも含めてWerewolf:the Forsakenなんだと。
後悔はあるけど、後悔はありません。
正直に言えば、そんな感じです。
出来る限りのゲームをしました。
一緒にゲームをしてくれたみなさんに、本当に感謝です。
