動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

名犬ラッシー

http://lassie.goo.ne.jp/index_f.html
また難しいな……
ラッシーがスコットランドの山岳地帯を呆然と眺めるシーンがかなり良かったかな


派手な導入だったり、登場人物のドラマを深めたり、いろいろな工夫がありながら、
そのせいで、原作を語り尽くすに必要なシーンが少しづつカットされている。
でも、原作の、最優先ではないものの無ければ無いで寂しいファクターは、
しっかりと露骨に残してる。
これは、何なんだ? というのが、見ている間の正直な感想だ。
でも、終ってから、これはラッシーだったのだ、と帰結する辺りが、まさにラッシーであった。
途中で出てきた犬の方が、模様的にラッシーに似てるなと一瞬思ったけど、
公式みるとどうやらアレが純血の"ラッシー"のようで、なんかちょっと嬉しかった。


アニマルプラネットで放映されていたメイキングを見て、少し謎が解ける。
このリメイク映画の前提としてあるのは、ラッシーの原作を知る人は少ないということだったのだ。
それはなぜかというと……
ま、英雄には秘密が多いほうがいいよね。