動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

アルビン 歌うシマリス3兄弟

http://movies.foxjapan.com/alvin/

シマリスが喋るんだ
人は集まるさ

パンダ映画にうつつを抜かしていた僕をあざ笑うかのように
水面下でこっそり公開が決定していたこの映画。
首都圏で生活してるはずなのに、なぜか上映館のハードルが高い。
10館ほどしか公開してないにもかかわらず、大半が午前中で上映終了。
一番都合の良い夕方から夜にかけて上映してる館が2館しかない。
流山おおたかの森までいこうかどうか真剣に悩んだ。
たかだかシマリスのために。
結局、平日より早く起きて船橋まで出かけて行ったのでした
ちなみに、朝9時からという過酷な上映だったにもかかわらず、10人ほど客が入っていた。


お話自体は、しゃべるシマリス、しかも歌う、しかも音楽センス抜群の売れる要素しかないシマリス3兄弟が
ビッグになって行く中で家族について考えるということで
皆さんだいたいお話の想像はつくことと思います
3兄弟はそれぞれ性格がよく描写されていたとは思うが
バランスが良すぎるのかアルビンが相対的にちょっと薄かったような気がする。
シマリスとアメリカンドリームの接点は今までにない感じで、動物映画ファンも納得。
しゃべる動物的には、彼らは自分たちが「しゃべるシマリス」であることを強調していたわりには
声の当て方の特徴ゆえか、小動物ゆえか、アニマトロニクス的な感銘があまりなかったのが残念。
そのかわり、歌を歌うということで、この辺には、ちょっとシニカルな部分があったのが個人的にぐっときた。
さてこのアルビンですが
かれこれ50年ほど歴史のあるTVアニメだそうで
さすがにシマリス追いかけて人生終わりたくないので
これ以上深入りはしません


1800円で見る価値があるかどうかについては
朝早く出かけたのが災いして、その後駆けつけた鎌ヶ谷スタジアムで、
疲労した顔でカビーと記念撮影するはめになったことを考慮すると、1500円くらいが妥当かと思われる。
でも、同じ脚本でワンタメミュージックチャンネルの映画を作ったら、這ってでも見るだろうなあと思ったので、
1800円の価値としておこう。