動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

リトル・チャロ2

なんの因果かブロガーイベントに当選してしまったので参加してきた。
NHK放送センターの中はなんか学校みたいだった。

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ダークなしょうたとか『恋』とか『生きる』とか突っ込みどころ満載のポスター



受信料で弁当食わしてくれた



さっそくチャロ2の紹介ムービーの上映があって、
こんな感じでまったりチャロファンの集いみたいなゆるい感じなのかなあと思っていたけど、甘くみすぎていた。
チャロ2では、わかぎえふの日本語原作をパトリック・ハーランが英文化していくという試みになっていて、
そのゲストのパトリック・ハーランのトークショーがあったわけだが、
動物ファンタジーを日本語と英語の両面から考えることが、いかに難しくそして感動的なことかを延々と語り続けるという、
完全俺得としかいいようのない内容で、ひとりで大興奮。
全体的にとても刺激というかショックを受けたわけだけど、
やっぱり一番大事なことは、物事が「正しいかどうか」じゃなくて、それを「僕は正しいと感じているんだ」と
人につたえることなんだ、ということなんだなあと。
ビジネスになると、AかBか、◯か×か、みたいなはっきりとした話が求められるけど、
Aだと思う理由だけでなく、Aであって欲しい理由とかもあるわけで、
そういうことを言葉で人に話せるっていうことは、とても尊いことなんだなあと思えた。

質問コーナーも用意されてて、始まる前はキャンディちゃんの話でもしようかとぼんやり思ってたけど、
一番聞きたかった話をしてくれたパックンに敬意を表して、僕も真剣に質問することにした。
恥ずかしかったけど、思い切って聞けてよかったな。


チャロ2の話に戻して、2の紹介ムービーを見せてもらったんだけど、
前作とうって変わってばりばりのファンタジー路線というのが面白すぎて、声出して笑ってしまった。
正直な話、1作目を初めて見たとき、
そのアニメの出来といい、クロスメディアな展開といい、これはどえらいものを作ってきたなと思った反面、
見ているとなんかいまいち自分が持っている武器を生かしきれてないなあという印象があって、安心した記憶がある。
でも、今回のチャロ2は、前作は何かの間違いだったと思うくらい、ストレートに可能性を感じる作品になっていて、
僕はとても怖いなと思った。

パックンは、トークショーのなかで、『だって犬がしゃべる訳ないじゃないですか』と言った。
その時、僕はこのリトル・チャロ2が、本当に面白い物語になるということをはっきりと確信できた。
そこが、今回のブロガーイベントに参加出来て一番幸せなことだったように思う。

ともあれ、スタッフ及び参加者の皆さんほんとうにありがとうございました。





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おまけ:
なんとなく指さしたくなるポスター


突然剥がれ落ちたポスター。何かの予兆でなければよいが……


新キャラ