- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2005/02/18
- メディア: DVD
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ディズニー2Dアニメの最後の作品として、この作品の名前が挙がっていました。
ディズニー最後の2Dアニメはブラザー・ベアかと思っていたので、慌ててチェックしたんですが、
日本では劇場未公開だったんですな。知らないわけだ。
舞台は未開時代のアメリカ西部、いわゆる西部劇というものでしょうか。
乳牛のマギーは、故郷の大牧場を牛泥棒により潰され、ちっぽけな『天国農場』に売り渡されます。
しかしこの天国農場も、借金が原因で競売にかけられるのも時間の問題でした。
ウシの仲間や、家畜たちが協力して金を稼ぐアイデアを出す中、
マギーは賞金首の牛泥棒に目をつけます。
全体的な印象としては、手堅く作ったのかな、と思わせるような出来で。
手堅いというのはどういう意味かというと、昔のディズニー作品を思わせる、という意味です。
幼いころ、ダンボを何度も見たのですが、酒によって悪夢を見るシーンの気持ち悪さがとにかく強烈で、
怖いけど好きだった記憶があります。
あの、ピンクのゾウの踊りを髣髴とさせるような不気味シーンを見て、
ああ、こういうものだったなと思い出す。
そんな『ディズニーっぽさ』が散りばめられていたような気がします。
あまりいい言い方ではないかもしれませんが、強烈な印象は受けないわりに、
ちっとも目が放せないエンターテイメント作品、という感想でした。
こういうのを、安心して見られるっていうんでしょうかね。
想像以上に楽しかったです。
おまけも充実しています。
特に未公開シーンの最初、『もう一つのオープニング』は度肝を抜かれました。
なんと西部劇ドラマのシーンのつなぎ合わせ。ほんとにこれを流すつもりだったのだろうか?
ブラザー・ベアほど、これがラストでよかったと思わせる作品もないと信じてたんですけど、
これがディズニー2Dアニメのラストといわれても、それはそれで十分納得ですね。
ここに戻ってきたか。
とてもいいレビューがあったので、紹介します。
実にいいレビューです。
http://blog.drecom.jp/shirow/archive/185