「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」を見た。
ちいかわが映画になった時が本当の地獄の始まり、と常々言っていたつもりではあるけど、
まさか実際に公開されたら、こんなにSNS バトルの格好な題材になって、
「ちいかわですごいのは⚪︎⚪︎でも××でもなく〜」みたいな情報商材構文で語られているとは思っていなかったので、想像より疲れてしまっている。
ので、静かな場所で書き記す方がいいなと思って久しぶりに。
セイレーン篇の内容は今さらここで振り返る必要もないと思うけど、
とにかく本当に楽しみにしていて、無駄に会社を早上がりして見にいきました。
何が楽しみだったかというと、その動物性というか。
僕は動物映画が好きなので、言葉を喋ることのできない存在がとるコミュニケーションをとても愛しています。
この、しゃべれないコミュニケーションを、ちいかわは原作ではかなり上手にやっているのだけれども、流石に逃げられないところで100分は長いだろと。
みんな、だいたい、「かわいければ言葉は不要」とかよくいうんですよ。
動物だけをカメラで追えばいい、変なアテレコをつけるんじゃない、とかね。
でも、実際そういう映画って、みんな見ないし、映画館に行くとみんな寝てるんですよ。
僕は見ますけどね。
映画版の世界ネコ集めも動物ドキュメンタリーもガッツリ見てるわけだし。
そんな選ばれし野生動物なんだけれども、今回はちょっと不安なところがあったりもして。
マンダロリアン&グローグーを見たんですよ、こないだ。
父親がどうしてもスターウォーズが見たいというので、観光の予定を無理やり捻じ曲げて入れる映画館を探し歩いたんだけど。
この映画のグローグーのシーン、例によって、かわいくてしゃべらない動物が何かをしている、というやつなんだけれども、これが今ひとつ好みじゃなかったという話で。
なんか体調のせいなのか、父親への気疲れなのか、あんまり自分に合わなかったのがちょっと心残りだっただけに、映画ちいかわが日本のKAWAII技術で"なんとかなって"くれることを期待していた。
そして、ちいかわは素晴らしかった。
そんな心配をするまでもなく、次々と何かが起こって、ちゃんとツッコミたくなるところにどんどん次の展開を入れていく。
最後の、しゃべれないものたちの数分間のドラマも含めて、良質の動物映画を見た気持ちになりました。
あと、すごいショックだった話がもうひとつあって、結構ちゃんとモモンガが好きだなと思いました。
TRPGでやるとしたら、どのキャラクターを選ぶ? って言われたら絶対モモンガだし。
そもそも、自分がTRPGの立ち回りでいつもこういうのやってるよな……という気持ちになった。
『物語の欲望を積極的に肯定する』タイプのキャラクター。
以上。
もとい、TRPGだったらハチワレのキャラは結構ひどいと思った。
ちいかわを陥れすぎ。
