駆け抜けた3月もだいぶ落ち着いてきて、公私ともにやり損ねていたことができていてうれしい。
この年になってくると、もうみんな人生に消費できる余裕がなくなってきて、目標がことなる人生同士をすり合わせることは不可能なように思える。
もちろん、それが可能なのがエンターテイメントの世界ではあるので、自分はもうそういう生き方を変えられないというか、「そういう生き方を変えなくてもいい」生き方を選べているのは本当に良かったと思っている。
けど、必ずしも友人たちはそうではないのだから、娯楽だけに巻き込むことがいかに不義理なことかもわかっているつもりだ。
でも、キリギリスはやはりアリの前ではいつでも一句詠めるようにしておかないといけないのである。
ちなみに、先日見た動物映画「長ぐつをはいたネコ」もとてもよかった。