その時々でいいじゃない
珍しく、ちゃんと予定を立てて友人たちを集めて飲み会を開いてみた。
いつもは、直前になって「飲みたい人〜」で集まる人しか呼ばないところ、
遠方からも足を運んでもらって、しかもいつもの2倍くらい値が張るところで飲んでみることにした。
コヨーテが人を集める時は、大体なんかを計画しているときであり、
直接頼み込みたい時に限ったりするんですが。
でも、そういう時にしか友達を食事に呼ばないのは、なんか失礼だし
それが原因であまり会わなくなっちゃった人もいるので、
今回は、理由なしに集まろう! ということで。
なので、今回も
「本当の目的は何ですか? 何を企んでいるんですか?」
みたいに何度も聞かれまくったけど、それもとても心地よいと思えた。
心地よいというのは、自分がいつもそういう何か愉快なことを考えていると思ってもらえているという、いわば自尊心の部分と、みんなも多少そういうドキドキ感を味わいたいんだなあという、今までの破天荒が許された部分の安心感だったかもしれない。
そんな楽しい食事の中で、ちゃんと今までみんなで歩んできた時間を
価値あるものとして再確認していくと、不思議なことで、
そこから未来に向けていろいろな楽しいアイデアが出てくる。
とても素敵な集まりでした。
理由がある時、自分が話したい時にしか友達を呼ばない動物として生きてきたけど、
そうすると、自分が未来を向いて元気でいる時にしか、人と会えないし、
別にコヨーテが元気がなくても、他の人たちは元気だったり、自分たちの時間を進めていたり、僕に話したいことがあったりするので、
そういった友人たちの豊かな人生にもっと期待して、気負わず集まってみればいいんじゃないかなと、
今更そういうことを思った。
コヨーテはいつも吠えてるから歌う犬と名付けられたらしいので、
自分もいつもその時々でその時々の歌を歌っていればいいのかもしれない。
なので、オオカミ会と名付けたが、普通にコヨーテ会なのである。
次はどこに行こうかな。