First tongueについてです。
first tongueというのは、ワーウルフが喋る独特の言葉のことで、
前作では「ガルゥ語」という言い方をされていました。
前作のそれと大きく違うのは、言語として体系付けようという努力が見られることです。
ガルゥ語、というのは単なる記号でしかなくて、「人間にわからないように、ガルゥ語でこれこれといいましたよ」
とかいうロールプレイに使う程度で、実際にどのような言葉なのかはよくわかりませんでした。
forsakenでは、世界観用語に逐一first tongueでどう表現されるかということが併記されています。
そして、ここからが問題なのですが、ご丁寧にも発音記号がついているのです。
発音記号といっても、発音をアルファベット表記であらわしたもので、正規の発音記号ではありません。
たとえば「Dalu」だと 『dah-loo』となると。
これを、じゃあわれわれ日本人がプレイするときはどう読めばいいのか? ということは、
非常にデリケートな問題のように思われます。
オンラインでプレイする分には、「俺はDalu形態に変身するぜ」でいいのですが、
オフラインでプレイすることを考えると、だるなのかだるーなのかだーるなのかということは
どうしても気になってきます
さすがにだるそうな形態はかっこ悪いですしね。
そこのところの葛藤は教授さんの回転劇場ブログ(http://www.rollingtheatre.com/blog/archives/05/01/05/2313.html)に詳しいので、ぜひ見てみてください。
でも、結局のところ、STだけがfirst tongueを知っている、とかいう寂しい状況に
なりかねないな、と思ったりもしました。