動物映画D20

動物映画をたんたんと見続けるコヨーテなのでした。 

生活0316

先日、「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」を見てきたんだけど、メインキャラクターであるところのパーフェクト猫型ロボット「ソーニャ」のグッズがなぜか売切れててどこに行っても手に入らなかった。

よく調べてみると、声を当てているKing&Princeの永瀬さんという人が人気らしく、買い占められているとのこと。

みんな良質の動物映画を見すぎてケモナーになってしまったのかと思った。

いや、もしかしたらそうなのかもしれないけど。

 

doraeiga.com

日常0315

特に何をしているというわけでもないけど、TikTokの編集に夢中になってしまった。

スマホの小さい画面でもわりと小回りがきくので、あれこれいじりたくなるし、なによりも曲をリストから適当に選ぶだけでも意外と映像にあってたりするのが楽しい。

そしてあってない部分をいじってその気持ちよさを細かく編集したくなるのがよい。

なんか世相が許してくれないので使いにくくなっていくんだろうけど、経験できてよかった。

次はYouTubeショートにしてみようかな。

日常0314

LG gramのメモリ交換

1月くらいにセールで何か欲しかったので、まだ使っているWindowsノートPC「LG gram(14Z990-GA55J)」を強化してみようと思ってメモリを買ってみた。

LG gramは初めて手に持った時、その軽さに感激して憧れたマシンだったので、コロナの時の給付金で買ったのである。

旧型でちょっと分厚い(厚みが1.5mmくらいある)のがアレなんだけど、とにかく軽くて手に持ちたくなるんですよね。

手順はほかのブログを参考にしながらやったので新しい情報はないんだけど

・ゴムを外す

 強めに糊がついてるのでドライヤーで温めながらはがした。

 無理やりゴムをはがそうとすると怪我をしそうな工程。

・ねじを外す

 特になし

・裏ブタを外す

 マイナスドライバーなどではなかなか隙間ができなかったので、吸盤をつけて持ち上げて外した。

 

という感じです。

中身もきれいだったのでメモリだけサクッとハメて完了。

8GB→16GBになりました。

基本的に文章を書くためにしか使ってないけど、動作がキビキビしてて気持ちよいです。

Davinci Resolveも動かしてみよう。

 

 

すずめの戸締まりを見た

すずめは出てこなかった。

ふわっとした話をするけどら誰かがこういう作品を作らないといけないというところで、このテーマを(このくらいの感じで)やって良い人は新海誠なんだろうなという気がするし、それに相応しいストーリーテリングだった。

僕は物語の至上主義者なので映像の話はあまり話さないんだけど、映像美が物語としっかり結びついているのがとにかく素晴らしかった。

それで、動物映画ではないけど、映画体験としての映像美を久しぶりに意識して感じた作品だった。

2022年後半 これから見たい動物映画

2022年後半に見たい動物映画のメモ

 

なかなか生活の中で公開スケジュール通りに全部見ていくのが難しくなってきたので、自分用にまとめを作っておきたい気持ち。

専用のツイッターアカウントでも作ろうかしら。

 

公開済み

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ

期待度 AAA

disneyplus.disney.co.jp


劇場版 ねこ物件

期待度 A

neko-bukken-movie.com


これから

 

パウ・パトロール 大空のミッション・パウ ロイヤルストーンをとりもどせ

期待度 AA

映画|パウ・パトロール -PAW PATROL-|公式サイト


ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ

期待度 AA

sonic-movie.jp


ハウ

期待度 AAA

eiga.com


DC がんばれ! スーパーペット

期待度 AAA

wwws.warnerbros.co.jp


ベルベット・クイーン ユキヒョウを探して

期待度 AAA

www.artsnow.jp


日本原 牛と人の大地

期待度 AA

www.nihonbara-hidesan.com


LAMB/ラム

期待度 A

klockworx-v.com


バッドガイズ

期待度 S

gaga.ne.jp


黒い牡牛(1956年) 再上映

期待度 AA

12cinemarelay.com


マイ・ドッグ・ステューピッド(2019年)

期待度 AA

kinocinema.jp


劇場版「にゃん旅鉄道」

期待度 AAA

www.fct.co.jp

 

 

 

 


ちょうど目に入ったのでプロモーションタグをつけてみる。

 

動物映画_ざんねんないきもの事典

映画ざんねんないきもの事典を見てきた。

なんというかこういう映画は、自分レベルで動物映画なら何でも見るマニアでも一瞬ひるんでしまうんだけど、やる気を出して見に行った。

なんでやる気を出さないといけないのかというと、予告編とか紹介記事とか、事前情報を一切見ずに小学生が公民館で見る映画みたいな偏見があり)

そして、久しぶりに良質の動物映画を色んな角度から見て、やっぱり動物映画やめられんなと思ったというお話です。

 

「ざんねんさ」とはなにか

ざんねんないきもの事典がどういうコンテンツかはあまり知らないのでそもそも論とかは書けないんだけど、そのテーマである「ざんねんさ」とは何かという話で、この「ざんねんないきもの」という挑発的な言い方が気に入らなくてこのシリーズを敬遠している人もいるということは知ってる。

その「ざんねんさ」については、映画の冒頭でも説明があったような気がするが、全体の描き方からすると、「生物の食性選択や生活や繁殖上の戦略で、特に制限要素に着目したある動物のトリビアで、聞いた人が驚きを持てるような情報」という感じの定義がふさわしいのではないかと思う。

なので、そこには独善性だったりネガティブな気持ちというのはないんだけど、「へ〜そうだったんだ」というよりは、「それは大変そうですね……」という共感を強調して語られるという点が若干目新しく、現代にふさわしい動物コンテンツだなあと感じた。

とかなんとか線引きをしておきながら、映画を見ていると自分も「うわ、それはざんねんだな」と素直に思わされてしまうようなストーリーテリングの巧みさはあったりして、あなどれない映画です。

 

3つのざんねんないきものの物語

映画は3本の物語のオムニバスになっている。

それぞれ主人公となる動物、描き方のテイストが違っていて、気持ちよく最後までみることができた。

「リロイのホームツリー」は、オーストラリアのコアラがテーマ。

子どものコアラ「リロイ」が成熟して独り立ちをするに当たり、自分だけの木である「ホームツリー」を見つける旅に出る。

しかしそこは所詮コアラ、ユーカリに好き嫌いがあったり、コアラ自体に戦闘能力がなかったりして、旅は苦難の連続に。

そんな旅を宿命付けられている種族である「ざんねんさ」をリロイは嘆く。

しかし、その度で彼は祖霊に出会い、コアラのざんねんさのルーツを知ることになる……。

という、お話。

これが、非常にスタンダードな動物物語で、「安住の地を求めるたび」「自分のルーツを探る」というこの王道展開を次々と踏んでいく感じがたまらなかった。

と、特筆すべきこととしてハリモグラがかわいい。名前は忘れた。

(ECHIDNAってハリモグラのことだったんだね)

 

「ぺん旅」はコミカルな内容。

3人の腐れ縁っぽいペンギンたち(ジェンツー、アデリー、あと一匹は何だっけ……)が穴場の漁場に行くさなか、迷子のコウテイペンギンと出会い、営巣地に返すための長い旅に出るという話。

ポジティブで愉快な身の上話の中に、自虐的にざんねんさが語られるという4人のペンギンたちのトークは非常に軽妙で現代的で、ずっと見ていたいという気持ちにさせられる。

たぶん、動物映画に興味ない人ならこれが一番おもしろく見られるんじゃないかと思います。

3匹が旅をしてコウテイペンギンに出会うのって遊戯王のふわんだりぃずみたいだし。

 

「はちあわせの森」は、日本の里山的な風景におけるニホンノウサギのウサオが家族の元を離れて一人で生きていこうとする話。

リアルさと愛らしさの8:2くらいのところをついてくる、ケモナーの階段でいう上級者向けみたいなありそうでなかったタッチ(褒め言葉)で動く動物たちは、ぜひ映像で見てほしいところ。

初めての自由な森の中でウサオがさまざまな日本の動物と出会い、危険を避けることを覚えていくという物語は、特に非捕食者の動物を主人公とする物語の王道の筋書きではあるが、それぞれの動物たちが「関連性を持たない」ように描くというところが、衝撃的に面白い。

中でも特に、自らの出自に悩むツキノワグマの月子(沢城みゆき)の物語には丁寧に時間が掛けられ、いかにも重要な人物としてウサオの物語と平行して展開されてゆく。

その2者が最後に出会うシーン、これこそが「はちあわせの森」のテーマを頑なに貫く、素晴らしい出会いとして印象に残っている。

ウサギの物語と聞くと動物物語の民は軽く身構えちゃうと思うけど、先達に負けないくらい良い作品でした。

 

まとめ

動物映画を見た記録として簡単に感想をまとめようと思ったけど、言いたいことが山ほどあって気持ち悪いくらい長くなった。

でも、これが良質の動物映画たる所以であって、良質の動物の物語を目にすると人は言葉を尽くさずにはいられないのである。

 

良質の動物映画 + 1900円

ハリモグラがかわいい + 100円

王道展開 +200円

ウサギの物語 +100円

ふわんだりぃずっぽい +100円

 

2400円としておこう。

しかしこの友人のブログからパクった金額表記のレビュー、長年の時を経てチケット料金が値上がりしていくさまを感じざるを得ないよね。

動物映画のクオリティが上がっているのに比例していると思うことにしよう。

 

zannen-movie.com